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おうち時間を快適にする庭を創ろう!【シンボルツリー】

落葉樹 ハナミズキ
落葉樹 ハナミズキ

おうち時間を快適に過ごすには、目で癒される心地よい緑があったらいいと思いませんか?

 

本日は、おススメのシンボルツリーの選び方をお伝えしたいと思います。

 

 

①まず、常緑樹と落葉樹、どちらを選びますか?


 

【常緑樹】

一年中葉を付けているので、緑を添え続ける樹木です。

緑の色合いが濃く、葉っぱの感触は少し固めが多く、古い葉と新しい葉が入れ替わって常に緑を維持します。

一度期に葉が落ちる落葉樹と違って、掃除が少しずつでよいことも、とらえようによってはメリットかもしれません。

 

また、常に葉があるということは目隠しの効果もありますね。

列柱などと合わせて植えることも効果的で良いですね。

 

常緑樹のイメージは「緑の存在感」というような感じです。

 

 

【落葉樹】

春には新芽が出て、夏は新緑から緑色が濃くなって、秋には紅葉して、冬には葉を落とす樹木です。

季節感を感じられ、きれいな花をつけたり、柔らかい葉っぱの樹木が多いですね。

 

落葉樹のイメージは「軽やかで自然」「住まいに溶け込む」ような感じですね。

 

 

 

②「環境」を考える


シンボルツリーを考える時に大切なことは「環境」です。

環境とは、日当たり風通し気候風土のことを言います。

 どこに何を植えるかを樹木の特徴をよく知って考えましょう!

 

日当たりが、良い・悪いでも、植物の選択肢は変わります。

 

日当たりの良い場所では日当たりを好む樹木を、

日陰になる場所でしたら耐陰性のある樹木を選ぶ必要があります。

 

乾燥に強い木、弱い木もあるのでその点も注意が必要です。

 

環境に合わせて、樹木の足元の下草を変えていくという工夫も大切ですね。

 

 

 

おススメのシンボルツリーとは?


【常緑樹】

 

ソヨゴ

名前の由来は「風にそよいで葉が特徴的な音を立てる」ことからついたと言われています。

柔らかい印象で人気の常緑樹です。

 

果実は赤く直径7ミリくらいで、10~11月に赤く熟し観賞価値が高い。

成長が遅いので、手入れは簡単です。

波打つ葉が特徴的で、日陰に強く、根は浅めです。

 

 

常緑ヤマボウシ

開花が6月頃で花もちがよく、長い間花を楽しめるのが魅力です。

日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。

半日陰でも育ちますが、日当たりが少ないと花つきが悪くなるので注意が必要です。

日本原産のヤマボウシは落葉樹ですが、中国原産の常緑ヤマボウシは

寒さに若干弱いので、冬には多少葉が落ちる場合があります。

 

 

オリーブ

銀葉が美しく、洋風の住宅によく合う樹木です。

地中海原産で、乾燥と暑さ、寒さにも強いです。

また、自家受粉しないので、果実を収穫したいときは、2品種以上を混植する必要があります。

 

 

シマトネリコ

明るい葉と繊細な枝ぶりで、涼しげな雰囲気を作り出します。

これは魅力的ですね。

原産地が沖縄や台湾など温かい地域なので、寒さには弱めです。

成長が早く大きくなりすぎるので、剪定をしないとどんどん大きくなっていきます。

 

 

ハイノキ

常緑樹でありながら成長の遅い樹木です。

4~5月になると、1cmほどの小さくて白い花を咲かせます。

枝や葉が細いので剪定がしやすく、また小ぶりなことから人気が上昇中です。

夏の強い日差しには弱いので、西日を避け、半日蔭がよいでしょう。

根の張りが浅いので、暑い日には乾燥には注意が必要です。

 

 

 

【落葉樹】

 

イロハモミジ

秋の紅葉が美しいのがモミジの特徴です。

あまり大きく育たない株立ちがおススメです。

放任すると大きく育ちすぎるので、自然樹形を意識しながらの剪定が必要になります。

枝葉が密集しないように風通しよく剪定しましょう。

美しい紅葉を作るには、西日を避けて日当たりの良い場所に植えてください。

また昼と夜の寒暖差の大きいとキレイな紅葉になります。

 

 

ジューンベリー

名前の通り6月に赤い果実をつける樹木です。

春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな赤い果実、秋の紅葉と

四季折々に楽しむことのできる果樹です。

ジューンベリーは耐寒性・耐暑性があり、

自家結実性があるため、1本の木で収穫することができます。

 

 

ハナミズキ

花期は4月下旬から5月上旬で、春の訪れを告げる庭木として人気の樹木です。

洋風の家によく合います。

日なたを好みます。

耐寒性・耐暑性はやや弱めです。

 

 

ヒメシャラ

美しい赤褐色の樹皮・繊細な枝ぶり・直径2センチくらいのツバキに似た可憐な白い花が特徴です。

和風洋風どちらの庭にも合わせられ、ローメンテナンスの手間がかからない庭木です。

植える場所は、西日の当たらない場所、半日蔭を好むので、明るい北側や東側がより良いです。

また、夏の乾燥に弱いので水やりを忘れないようにしましょう。

 

 

アオダモ

自然な樹形がおしゃれで株立ちがおススメです。

名前の由来が枝を水に浸けて暫くすると水が青を帯びた色になることと言われています(諸説あり)。

材が固いので野球のバットに使われる木として知られています。

成長の遅い木なので、管理が楽です。

 

 

ナツハゼ

初夏にハゼノキのように美しい紅葉を見せるためにナツハゼと命名されたが、

新芽も赤みを帯びる樹木です。

個性的な自然樹形、あるいは紅葉やブルーベリーのような実を楽しむものとして植栽します。

耐寒性・耐暑性は高めです。

半日蔭でも成長しますが、日照不足だとキレイに紅葉しなくなります。

 

お気に入りのシンボルツリーを見つけてください!


シンボルツリーは、家族と共に成長していきます。

よく考えてあなたのお庭に合ったお気に入りのシンボルツリーを見つけてください!