本日は、「鋤取り(すきとり)」作業です。
鋤取りは「土工事」の一つですね。
エクステリア工事・お庭工事では、最初の方に行われます。
表層土を薄く取り除くことを言います。
鋤取りによって、コンクリートなどの厚みを確保し、仕上がりレベルをちょうど良い高さへ調整します。
土の高さが最初のままで、
その上に厚みのあるコンクリートは打てないですからね、、、
オートレベルを使って、高さを出していきます。
レーザーレベルを使うことも多々あります。
目で見ただけでは、正確な高さは測れないので、
機械や道具を使って行います。
そして、視覚化するために糸を張って高さを出していきます。
バックホーで土を鋤取って、
不要な土は、2tか3tダンプに積み込んで処分場へ運びます。(残土処分)
重機(バックホーなど)で積むのは比較的楽ですが、人力となると相当な労力が必要となります。
ダンプに足場板をかけて、急な坂を一輪車で何度も何度も往復する必要がありますね。
または、敷地内に低いところや必要なところがあれば、そこに土を移動します。
地面の土は固まっているので、体積が小さいですが、
掘った土は体積が空気が含まれるので、大きくなります。
土の状態・質にもよりますが、1.2倍くらいに増えます。
ですので、思ったより多くの土が出るんだと感じられますね。
鋤取り後の状態です。
鋤取り前と比べると、
土の高さが下がっているのがわかると思います。
このように鋤取りをした後、
砕石敷き、転圧、土間枠、ワイヤーメッシュ、コンクリート打設という手順で進んでいきます。
どんどんお庭・外構の状態が変わっていきます!